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これがブドウ?驚きの甘さ
高知のブドウ土佐巨峰

「どこの巨峰も同じ味」と思ってませんか?

巨峰(きょほう)は、ぶどうの代表的品種です。近年では栽培技術が向上し、全国各地で栽培されるようになってきていますが、実は栽培する農家の技術レベルの違いによって品質の優劣が著しい果物なのです。武田青果が取り扱う「土佐巨峰」は南国高知の眩しいほどの太陽をいっぱいに浴びて育った、まさに太陽の恵みというべき逸品。糖度は18度以上。「こく」と「甘み」がたっぷりの巨峰です。巨峰は他の種類のブドウと比べて実が大きいことから、「ブドウの王様」とも呼ばれています。黒ブドウと言えば巨峰と言われるほどの不動の人気品種。程よい酸味と甘さで、多くの方に好まれるぶどうです。ジューシーさをお楽しみください。

「土佐巨峰」の特徴とは

土佐巨峰は果粒が紫黒色で大きさは10〜15g。1房が600g〜700g位になります。果汁が多く甘みが強いため、食味がよい品種です。最近では種なし栽培も進んでいます。しかし武田青果では、あえて種ありの巨峰を取り扱っています。種が入ることにより、果実がより大きくなり甘さが凝縮されるからです。「土佐巨峰」の表面についている白い粉は、果粉(かふん)と呼ばれるものです。英語では「ブルーム」といいます。雨や露などの水分をはじくので病気を予防したり、果物自体の水分の蒸発を防ぐ効果があるそうです。ブルームがたくさん付いている程、新鮮で甘いという証拠です。消毒ではないので、安心してください。(食べても大丈夫です。)

夏のご家族の団らんに「土佐巨峰」

とっても美味しい「土佐巨峰」は、お子様も大好物。爽やかな酸味が、残暑を癒してくれます。家族みんなで召し上がってください。きっと笑みがこぼれてくるはず。「土佐巨峰」の優しい甘みで家族みんなが幸せな気持ちになることでしょう。

おいしい「土佐巨峰」の見わけかた

新鮮な巨峰は、軸が緑色で太くピンとしていています。そして果粒に弾力性があり水気があります。よくふくらみ粒の大きさが揃っているもの、特にブルー色の濃いものが良いです。また皮が張っていて果皮全体に白い粉があるものがよいそうです。
果粒は過密より粗のものをお選びください。数が増えすぎると糖度が低下し、色が薄くなります。ずっしり重いものをお薦めします。
冷蔵庫で保存する場合は、ラップに包んで下さい。

土佐巨峰のお召し上がり方

ぶどうは茎の側の方が糖度が高いので、房の末端から食べると美味しく食べられるといわれています。ぶどうの一番おいしい部分は、果肉と果皮の境の部分です。丸ごと口に入れて中身を皮から押し出し、なめらかな舌触りとたっぷりした果汁を味わう・・・。これが美味しい食べ方です。

夏らしい爽やかデザート「巨峰ゼリー」の作り方

材料

  • ジンジャエール 300cc
  • 紅まどんな果肉 7切れ
  • グラニュー糖 大さじ1
  • 粉ゼラチン 6g
  • 巨峰 16粒くらい

作り方

  1. ジンジャエールを小鍋に入れ温め、グラニュー糖を入れて溶かします。
  2. 火を止めて粉ゼラチンを振り入れ、よく混ぜて溶かします。あら熱を取り、バット等の容器に入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。
  3. ゼリーが固まったらフォークで適当に崩します。
    巨峰は皮を剥いて半分に切り、種を取ります。
  4. ゼリーと巨峰を交互に器に入れ、最後に飾り用の巨峰を乗せて出来上がりです。

美味しいだけじゃない!
土佐巨峰の効能ご存じですか?

巨峰果実の栄養価は、他のブドウ及び他の果実に比べはるかに高く、しかもこのブドウはアルカリ食品の代表的な果実に挙げられています。巨峰は糖分が高く、水分と酸度が低く、食味が優れており、胃腸障害や皮膚の角質化、脱毛を防ぎ、さらに副腎の出血を防ぐ効果があるパントテン酸の含量が高いのが特徴です。炭水化物の集積度が多く、カルシウムなどのミネラル成分の栄養価が多く含まれています。ぶどうの果肉には、ペンタペプチドという成分が含まれており、脳の機能維持に役立つといわれています。(巨峰10〜12粒で十分です。)
また、ぶどうの皮には、アントシアン色素がたくさん含まれているため、抗酸化作用も期待できます。

主成分は、ブドウ糖、果糖。「ブドウ糖」というと点滴などに使われているぐらいで、消化分解の過程を必要とせずにそのまま体の中で素早くエネルギー源になります。疲れている時にぶどうを食べると、すぐに元気がでます。疲労回復、栄養補給に最適です。糖分が多いので、血糖値や中性脂肪値が気になる方は、一回あたりの量を1/3房くらいにしておいた方が良いでしょう。(一度にたくさん召し上がると、どうしても血糖値が急上昇してしまいます。)
ぶどうの皮は気にならない方は食べてしまった方が、栄養を逃さず摂取できます。

おいしい「土佐巨峰」その生産地

高知市池で平成10年から巨峰栽培をされているのが、北川辰雄さんです。農園の中に入ると、色づきはじめた巨峰の房がたくさんぶら下がっています。巨峰の樹は想像以上に太く、根元が直径20cmはありそうです。6畝のある園地の葡萄は棚仕立てにしてあり、2本の樹が隅から隅まで枝を広げています。葡萄の品種は巨峰の枝代わりで、“高炭”という品種です。果実の色が黒くて、とても美味しい葡萄です。
葡萄栽培は普通、短梢剪定をするのですが、北川さんは、あえて長梢剪定をしています。これは種を入れ葡萄の樹勢を弱め、一つ一つの粒を大きくするためです。他の巨峰のように、見栄えを良くする為ホルモン剤などで実太りさせません。
巨峰の一房一房に袋掛けして、大切に育てています。高知の夏は雨の日が多く、最高気温は30度以上になります。気温が上がってくると美味しくなってきます。熟してくると、カラスの被害にも注意が必要です。食害予防のために、ハウスの屋根に針金を20cm間隔ではり巡らしています。こうして愛情をいっぱいにかけて育て上げた巨峰は、色が充分黒く色づいたものから順に収穫されるのです。

おいしい「巨峰」その誕生秘話

「巨峰」は、1937年(昭和12年)に、大井上康という民間の研究家の長年の研究と苦労によって育種されたぶどうです。
「巨峰」はぶどうの品種名ではなく、「石原センテニアル」というぶどう品種の商品名で、研究所から見える富士山の雄大な景観にちなんで大井上康によって命名され、1955年(昭和30年)に商標登録された商標のことです。とくに巨峰の特徴は欧州ぶどう(ビニフェラ種)を露地化したこと、倍数体品種の間で交配して巨大粒化したことにあります。したがって果実は糖分(ブドウ糖)が高く、酸と水分が少なく、リン酸、カルシウム、ビタミンなど栄養価が高く、健康食品として最も優れています。日本でただ一つの果実登録(商標登録第472182号)のぶどうでもあります。

美味しくないものは売らない。
昭和二年創業武田青果の変わらぬこだわり

こだわり? 信頼できる生産者さんのものに限定

仕入れは、高知県高知市池のもので、信頼できる生産者さんのものに限定しています。見栄えを良くする為のホルモン剤などは、使用していません。

こだわり? 糖度18度以上のものだけを厳選

糖度計で糖度を測って、18度未満のものは仕入れをしません。ごく限られた生産者のごく限られた【土佐巨峰】だけをお送りさせていただくため、お待たせする場合がございます。

昭和二年創業武田青果は昭和天皇お買い上げの名誉を賜りました
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