まさに芸術品。大きさに驚く、味のふくよかさに驚く「黒岩産新高梨」
- 黒岩産新高梨
ざっくりとした舌ざわりと芳醇な風味「梨の王様」と呼ぶにふさわしい甘み
新高梨は、まずその大きさに驚かされます。1kg程度、子供の頭程もある果実は、ずっしりとしています。しかしその大きさに似合わず、味はとても繊細。果汁が多く歯ごたえのある食感で、味は酸味が薄くとても甘いのです。しかもしつこさが無くあっさりとした甘さなのです。大きいからと言って決して大味ではなく、むしろ大きいほど美味しいのが新高梨。一口食べると、まさに病みつき。他の梨がすっかりと色褪せてしまう程です。ぜひ一度ご賞味下さい。
「黒岩産新高梨」の特徴とは
決め手は、肉質の良さ。黒岩地区は朝晩の気温差が大きく、実が引き締まって育ちます。歯触りがありやや硬めの梨ですが、10月の中旬を過ぎると完熟してほどよい肉質になってきます。ザラザラとした舌触りではなくシャリシャリッとした食感をお楽しみいただけます。この歯ざわりは、ペントザンやリグニンという物質が果肉に蓄積することで細胞壁が厚くなった石細胞と呼ばれるものによるものです。これは洋なしにも含まれますが、和なしの方がその量が多いため食感に大きな差が生じるのです。
また夏の南国高知の太陽をいっぱいに浴びて育つため、糖度は13度~14度あり申し分ない甘さです。最近では日本各地で新高梨が栽培されるようになりましたが、栽培技術や気候の差により、高知県産の新高梨が最もおすすめです。
「黒岩産新高梨」秋のご家族の団らんに
とっても美味しい「黒岩産新高梨」は、お子様も大好物。スッキリとした甘みが、お子様の心を鷲づかみ。家族みんなで召し上がってください。きっと笑みがこぼれてくるはず。「黒岩産新高梨」の鮮烈な甘みで家族みんなが幸せな気持ちになることでしょう。
「黒岩産新高梨」のお召し上がり方
皮に近い部分が甘く、芯にやや酸味があるので、皮は出来るだけ薄くむき、芯はやや大きめに取り除いてください。また果実の上部(軸側)より下部の糖度が高いので、果実の上部から食べると最後までおいしく召し上がれます。梨の甘味成分である果糖は程よく冷やすとより甘味が強くなるので、食べる2時間ほど前に冷蔵庫に入れると、より美味しく召し上がれます。
新高梨の保存方法
新高梨はとても大きいため、一度に食べることは難しいです。でもご安心下さい。新高梨は、日持ちが良い梨です。食べかけの梨は、ラップでくるんで冷蔵庫で保存してください。日が当たらず、風通しの良い場所で保存して頂くと3週間ぐらい持ちます。食べてみて「少し固いな」と思ったら、数日冷蔵庫で熟成させると柔らかくなります。
新高梨のタルトの作り方
材料
- 梨 半分
- 卵 1個
- 砂糖 50g
- 生クリーム 100cc
- 小麦粉 30g
- アーモンドプードル 30g
- ベーキングパウダー 小さじ1
- 市販のタルト台 22cm
作り方
- ボウルに卵と砂糖を入れ、もったりよく混ぜ、そこに生クリームとふるい合わせた小麦粉とアーモンドプードル、ベーキングパウダーを入れ混ぜる。
- 市販のタルト型に1を流しこみ、薄くスライスした新高梨を載せる。
- 最後にグラニュー糖少々(分量外)をタルトの上全体にふりかけ、180度で予熱したオーブンで約40~45分焼いて完成。
「黒岩産新高梨」の効能ご存じですか?
梨はソルビトールの含有量が多く、呼吸器病の予防、治療に役立ちます。漢方薬にも『雪梨膏』という梨を含んだ方剤があるくらいです。また体を冷やす働きがあり、発熱疾患に用いると解熱を促してくれます。
カリウムが含まれるため、血液中のナトリウムイオンの増加を防ぎ、高血圧などに有効です。アミノ酸の一種のアスパラギン酸が含まれ、疲労回復効果があります。プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)が消化を助けたり、肉料理において肉を柔らかくしたりする効果があります。
最近の研究では、便通を良くし、血糖値を抑えて糖尿病予防に効果的であることがわかってきました。さらに食物繊維のリグニンが発がん性物質を吸着し、大腸がん等を予防することも判明しました。
「黒岩産新高梨」その生産地
高知県の中心高知市から西北へ車で1時間あまりの佐川町黒岩。昭和初期から日本梨を栽培している地域です。ここでは23戸の農家で黒岩梨出荷組合を運営しています。最後の清流と呼ばれる四万十川に負けず劣らず美しい、仁淀川のほとりです。
この場所はこの清流に沿った北斜面で、山あいの小高い傾斜地のため昼夜の温度差が大きく、果実が引き締まった味わいに仕上がります。肥料は、すべて有機肥料を使用しています。ミネラルや24種の微量要素を含んだアミノ酸系のものです。この肥料は、梨をさっぱりした甘さにしてくれます。
「黒岩産新高梨」の誕生秘話
梨の語源には諸説がありますが、江戸時代の学者新井白石は中心部ほど酸味が強いことから「中酸(なす)」が転じたものと述べています。日本で梨が食べられ始めたのは弥生時代頃とされ、登呂遺跡などから多数食用にされたとされる根拠の種子などが見つかっています。『日本書紀』にも記述が残っています。
新高梨は菊地秋雄が東京府立園芸学校の玉川果樹園で天の川と今村秋を交配させて作った品種で、1927年に命名されました。名前の由来はこの両品種の原産地である新潟県と高知県から取ったのですが、2010年にDNA検査したところ、実は今村秋ではなく長十郎だったことが判明しました。いつの間にか飛んできた花粉で、受粉してしまっていたのでしょうか。
20世紀前半は二十世紀梨と長十郎梨が日本の梨の生産量の大半を占めていましたが、現在では新高梨が11%を占めるほどの人気品種となっています。
おいしくない物は売らない。当店は「タケダの目にかなう果物」がない場合、仕入れをしていません。よって、ご指定日に必ずお届けできない場合がございますことをお許し下さい。
- 仕入れは、高知県佐川町黒岩のもので、信頼できる生産者さんのものに限定しています
- 美しい果実にするため、ひとつひとつ丁寧に袋がけして育てています。
- 肥料は、すべて有機肥料を使用しています。
- 減農薬栽培で育てたものだけに限定しています。
- 糖度計で糖度を測って、13度~14度未満のものは仕入れをしません。
お客様の声
- 【黒岩産新高梨】をお買い上げ頂いたT.Nさまお世話になっております。先日新高梨を送って頂きありがとうございました。とっても美味しかったです。本当にありがとうございました。とりあえずお礼まで・・・
- 【黒岩産新高梨】をお買い上げ頂いたS.Uさま本日無事到着いたしました。早速夕食時にいただきましたが本当に美味しいですね(^^♪! 今まで食べていた新高梨は何だったの???と思います。口に含んだ時の香が違います。家族一同大感激でした。今後ともよろしくお願いいたします
- 新高梨をお買い上げ頂いたgoldenn様とても美味しくいただきました。新高梨は針木が一番美味しいみたいです。
昭和天皇陛下お買いあげの店。昭和天皇お買いあげの栄誉を賜る「武田青果」。武田青果は1924年創業。以来85年間にわたり、最高品質の果物に特化して商売して参りました。その功績をご評価いただき、昭和天皇陛下も当店にお立ち寄り下さりお買いあげいただくという栄誉を受けました。現在では高知を代表する中央卸売市場に隣接して配送センターを建設し、最高の果物を全国にお届けさせていただいております。タケダが厳選した果物を大切な方へ。感謝の贈り物に最適です。
「針木産新高梨」と「黒岩産新高梨」の違い
外見、食味、食感共に甲乙付けがたい素晴らしい品質です。全国的に針木が有名なため、ブランド力の面で針木が若干優位と言えます。また針木産新高梨は「針」マークの包装紙で包まれて出荷されます。
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