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新高梨は、まずその大きさに驚かされます。1kg程度、子供の頭程もある果実は、ずっしりとしています。しかしその大きさに似合わず、味はとても繊細。果汁が多く歯ごたえのある食感で、味は酸味が薄くとても甘いのです。しかもしつこさが無くあっさりとした甘さなのです。大きいからと言って決して大味ではなく、むしろ大きいほど美味しいのが新高梨。一口食べると、まさに病みつき。他の梨がすっかりと色褪せてしまう程です。ぜひ一度ご賞味下さい。
決め手は、肉質の良さ。針木地区は朝晩の気温差が大きく、実が引き締まって育ちます。歯触りがありやや硬めの梨ですが、10月の中旬を過ぎると完熟してほどよい肉質になってきます。ザラザラとした舌触りではなくシャリシャリッとした食感をお楽しみいただけます。この歯ざわりは、ペントザンやリグニンという物質が果肉に蓄積することで細胞壁が厚くなった石細胞と呼ばれるものによるものです。これは洋なしにも含まれますが、和なしの方がその量が多いため食感に大きな差が生じるのです。
また夏の南国高知の太陽をいっぱいに浴びて育つため、糖度は13度~14度あり申し分ない甘さです。最近では日本各地で新高梨が栽培されるようになりましたが、栽培技術や気候の差により、高知県産の新高梨が最もおすすめです。
梨はソルビトールの含有量が多く、呼吸器病の予防、治療に役立ちます。漢方薬にも『雪梨膏』という梨を含んだ方剤があるくらいです。また体を冷やす働きがあり、発熱疾患に用いると解熱を促してくれます。
カリウムが含まれるため、血液中のナトリウムイオンの増加を防ぎ、高血圧などに有効です。アミノ酸の一種のアスパラギン酸が含まれ、疲労回復効果があります。プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)が消化を助けたり、肉料理において肉を柔らかくしたりする効果があります。
最近の研究では、便通を良くし、血糖値を抑えて糖尿病予防に効果的であることがわかってきました。さらに食物繊維のリグニンが発がん性物質を吸着し、大腸がん等を予防することも判明しました。
お客様の声
皮に近い部分が甘く、芯にやや酸味があるので、皮は出来るだけ薄くむき、芯はやや大きめに取り除いてください。また果実の上部(軸側)より下部の糖度が高いので、果実の上部から食べると最後までおいしく召し上がれます。梨の甘味成分である果糖は程よく冷やすとより甘味が強くなるので、食べる2時間ほど前に冷蔵庫に入れると、より美味しく召し上がれます。
新高梨はとても大きいため、一度に食べることは難しいです。でもご安心下さい。新高梨は、日持ちが良い梨です。食べかけの梨は、ラップでくるんで冷蔵庫で保存してください。日が当たらず、風通しの良い場所で保存して頂くと3週間ぐらい持ちます。食べてみて「少し固いな」と思ったら、数日冷蔵庫で熟成させると柔らかくなります。
高知県高知市の中心部から西へ車で20分あまりの針木地区。最後の清流と呼ばれる四万十川に負けず劣らず美しい、仁淀川のほとりです。昭和2年【新高】と命名後、真っ先に苗木が植えられたのが、この針木です。いわば、新高梨の産地の中でも老舗中の老舗なのです。
この場所は北斜面で、山あいの小高い傾斜地のため昼夜の温度差が大きく、果実が引き締まった味わいに仕上がります。新高梨生産が盛んな高知県でも、特にこの針木地区はこだわりが強く、ここで生産された新高梨は「針」と書かれた紙で丁寧に包まれて出荷されます。日本一の品質の新高梨を出荷していることの自負の表れなのです。
毎年出荷シーズンになると生産者組合で品評会を行い、厳正な審査に通った品質の新高梨だけが、この「針」ブランドを許されるのです。
外見、食味、食感共に甲乙付けがたい素晴らしい品質です。全国的に針木が有名なため、ブランド力の面で針木が若干優位と言えます。また針木産新高梨は「針」マークの包装紙で包まれて出荷されます。