価格:3,500円(税込)
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その外観は、名前が「金の柑橘」から来ている通り、金色と見まがう美しい色彩の果実です。小さめの果実からは想像もできないほどの複雑な味のハーモニーは、糖度18度以上の甘みのある果皮と酸味の強い果実が奏でる絶妙な味のコントラストから生まれます。その豊かな味わいをお楽しみください
驚くことに、きんかんは果皮ごと食べる珍しい柑橘です。初めは恐る恐る丸ごと口に入れてみると意外なほどにスッキリとした口当たり。やがて口の中で広がる華やかな香りと爽やかな自然な甘みが広がります。果皮をそのまま食するからこそ味わえる、まさに、きんかんならではの醍醐味。果肉の爽やかな酸味がアクセントとなりきっと次々と手が伸びることでしょう
ビタミンCが通常のみかんの2倍と多く、風邪予防や美肌効果が期待できます。また昔から喉にいいことも広く知られており風邪をひいた時などにジュースや砂糖漬けにして食されてきました。お酒に漬け込んでキンカン酒にしても、効き目があります。
お客様の声
やはり、生で食べるのが1番でしょう。柑橘類では珍しく、果皮を賞味します。種が2~3個ありますのでそれは食べないようにして下さい。
高知市から車で90分、高知県室戸市室津で、きんかんが栽培されています。生産に取り組んでおられる西岡豊さんは農協の職員を51歳で退職され、平成15年からきんかん栽培を始められました。
ビニールハウスの中でもきんかんを自然の雨水だけで育てるため屋根に降った雨をビニールパイプを通って水槽へ集めポンプを使って、ハウス内のきんかんの樹に灌水しています。このビニールハウスでは最低気温を2度以上に保つため、夜明け前に3台のストーブに火を付けるなど愛情を込めて栽培されています。そのためにビニールハウスを自分で建てられるなど細部までこだわり抜いてるのです。
また甘いきんかんは野鳥も大好物。野鳥の被害に遭わないよう、昼間、屋根のビニールを巻き上げ換気をする際も小さい目の網を張るなど細心の注意を払っておられます。出荷の際も別の産地の選果場では機械で選果をしていますが、こちらでは手作業で1個1個、傷をつけないように時間を掛けて丁寧に選果されています。
きんかんは中国原産で、遠州灘(静岡県沖)で1826年に中国の商船が遭難し、漂着して清水港に寄航した際に、船員が助けてくれた地元の人に砂糖漬けの金柑果実をプレゼントし、その種が育って日本で広まったと言われています。一方鎌倉時代末か室町時代初期ころに伝わったという説もあり、よく分かっていません。きんかん類は通常のみかんと比べると実が小さく、子房(しぼう)の室数が少なく、葉の葉脈(ようみゃく)が不明瞭で、葉の成分には精油が含まれているなどの理由により、みかん属とは別にきんかん属に分類されています。
総評: 5.0
小林様
コメントありがとうございました。
武田青果の武田博之です。お口に、あいましたようでたいへん光栄です。
これからも、季節ごとの果物をご賞味くださいませ。
お客様にご満足していただけるよう従業員一同頑張りますので今後ともよろしくお願い致します。